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巻線試験機

インパルス巻線試験機 CDG 7000

製品説明

CDG 7000は、現在CERNにて標準使用され、加速器およびあらゆるタイプ(小型や大型、常伝導および超電導)の実験ラインの全ての磁石を検査します。

特長

  • 2 µF –内部容量
  • 7 kV 出力電圧
  • 49 J –パルスエネルギー

2µFの理由

磁石での経験から、1µFおよび2 kV未満にて試験機で作業する場合、多くの不良を見つけることはほぼ不可能であることが分かっています。テスト実行中には明らかにならない場合でも、これらの不良は短い時間の稼働後に現れることがあります。容量の少ない他の機器でテストを行うと、2µFで見られる多くの欠陥は見ることができないでしょう「完全なゼロ抵抗不良ではない不良をもたらすには、十分なエネルギー、つまり大きなキャパシタが必要です。」

「完全なゼロ抵抗不良ではない不良をもたらすには、十分なエネルギー、つまり大きなキャパシタが必要です。」

双方向の理由

試験機とコイルの間の双方向スイッチの存在により、外部インダクタンスと内部キャパシタバンクを有する共振回路の生成が可能になります。そうでない場合、コイルはキャパシタバンクよりさらに小さい独自の寄生容量で共振することになります。コイルの小さい寄生容量ではなく大きなキャパシタバンクでコイルが共振するには、双方向スイッチが必要なのです。

「コイルを独自の寄生容量で共振させることは、ターン間の絶縁不良を見逃しかねない低エネルギーテストとなります。」

品質管理

製造されたすべてのコイルに品質管理としてテストを実施し磁石、モーター、変圧器に不良コイルが組み込まれることを防ぐことができます。

生産コストの最適化

サージ試験機をご使用いただき、電気機械における絶縁そして数量と原材料コストの削減の可能性をご確認できます
· 貴社のコイル寸法
· 原材料コスト

インパルス巻線試験機 CDG 7000は使用が容易であり節約を可能にします。

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最善の診断

ターン間の絶縁不良は、基準のコイル波形と被試験コイルとの比較、または被試験デバイス(DUT)のリンギング周波数における変化の観察のいずれかで検出されます。

EPOWERSYS CDG 7000が選ばれる3つの理由

リスク回避

既存の試験機で見逃される可能性のある不良を発見することができます。稼働中に問題が起こる前に不良を検出するには少なくとも1µFおよび2kVが必要です。EPOWERSYS 巻線試験機 CDG70002µFおよび7kVです。

安全性

CDG 7000 の装備

  • 短絡保護
  • 開回路保護
  • 緊急停止スイッチ
  • 充電LEDインジケータ
  • Lemoコネクタ
  • グラウンドコネクタ
  • 高ノイズ耐性
  • ガルバニック絶縁

操作性

EPOWERSYS CDG7000の操作には高電圧に熟練したオペレータは不要です。

  • 持ち運び可能
  • 接続が容易
  • 7インチタッチスクリーン
  • ズーム
  • フィルタ
  • 4 Gb メモリ (200,000 波形)
  • USB 2.0 HDMI、ポート
  • ガルバニック絶縁
  • オシロスコープコネクタ
  • LAN コネクタ
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その他の特長

データ管理

信号フォーマットデータファイリングのオプション

  • スクリーン画用の画像ファイル (.png)
  • 波型ポイント用 テキストファイル(.txt)

信号データストレージのオプション

  • ローカル4GB メモリ (200000 波形以上)
  • 外付け USB ドライブ

多様かつ高品質の連結オプション

オプション

  • 15 kV Lemoコネクタ
  • 出力電圧および電流計測用BNC コネクタ
  • LAN コネクタ
  • USB コネクタ
  • HDMIポート

7インチTFTタッチスクリーン

波形および多様視覚化オプションの詳細情報

  • 最大、最小、ピーク間、持続時間、ズーム、スプリット、多重フィルタ
  • 1信号あたり2チャンネル(電流・電圧)
  • 最大4波形信号まで同時表示可能

頑丈かつ安全

特長

  • 充電状態を示すLEDインジケータ
  • 短絡保護
  • 設定点を問わず10秒リニア充電
  • 多重エラー検出
  • テクニカルサービス用ログ

インパルス巻線試験機 CDG 7000

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